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2009年12月1日から
(ドクターXの 自殺論への 反論から脱線中)

受験(応募)書類を 人に譲り、…
ある学校への受験を、あきらめた過去がある。
間抜けな私。

都会でも 田舎でもない場所にある、まだ新しい学校の 生徒だった。
友だちは、彼氏に お弁当を作ったり、部活に励んだり、先生に憧れたりと、
楽しそうだった。

中学校は荒れていた。
トイレで リンチに遭う子がいたり、校長を殴る奴もいたが、
そこから近い場所に出来た高校は、嘘みたいに静かだった。

商業高校に入ったのに、卒業できなかった旧友は、可哀想だった。
バイク(2人乗り)でデート中、カーブで転落した(振り落とされた)そうで、
元気に帰宅し、入浴中に 意識がなくなり、1週間後に亡くなった。

もし 彼氏が、病院に連れて行ってたら、…
もし 親御さんが、
『なに!』
『バイクで転倒だと!』
『頭打ったなら、脳の血管が切れてるかも』
と 気づいてれば。(泪)…

私は、疲れきった、愚かな子ども(17歳か18歳)だった。
だけど 外見は、弱々しくはなく、儚げでもなく、痛々しくもなく、…
どちらかと云えば、ふてぶてしかった気がする。

あの頃 私を、精神的に 追い詰められた子どもと認識し、
手を 差し延べてくれたり、
あたたかい目を向けてくれた人(生ける大人)は、
いなかった。

もし今、あの頃の自分に 会えるなら、私は言おう。
「ちょっと待て!」
「少しだけ、頭を使ってみない?」
「説明会に出て、かぶりつきで話を聞いたのは、欠席した友人に 資料を譲るためか? 違うだろ?」
「その看護学校なら、お前さんの成績でも、受かる可能性があるの!」
「ここであきらめると、将来、生活保護受給者より キツイ暮らしを、体験することになるぞ」
「友だちと自分、2人が後悔しない挑み方が あるはずだ、探し出せ!」
「そこは脱力するとこじゃない!」

「お前さんの 生きる気力と、将来への希望が、雲みたいに頼りなく…」
「友だちの意思が、ダイヤのように強く立派に見えても、それは…」
「虐待と云う障害のある 無秩序・無軌道な環境で、人らしい救いも あまりなく育った子どもと…」
「家族が仲良く、好きな楽器を習えたり、好きな部活に打ち込む ゆとりある環境で育った子どもの…」
「あって当然の、差(ぜんぜん 気にしなくていいこと)なの」
「そこで、あきらめると、お前さんを罵倒(虐待)してた大人(人格に障碍を負っている、被害者意識を肥大させた親)たちに憑いてる魔の、思う壺だぞ!」
「目を醒ませ!」

誰も 恨んじゃいない。
ただ、自分の今を捨てていた子どもは、未来への希望も 手放してしまった。
その後の 学校選びは、妄想に基づいた高望みで、当然 失敗。
その後は、死に場所探しになってゆく。

大人の死角に入っていた。
道を踏み外した子ども。

ドクターXは、
落ちこぼれる者のない社会を 作りたいと、
世界を見よと、
おっしゃってた みたいだけど、
(最近の言動は 知らない)

日本にも、悲惨な環境で育つ子どもは いるのです。
私のように。

存在に気づいて(目を向けて)もらえなければ、
サポートも されないのです。
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約1ヵ月ぶりの断酒会。(遅刻した)
帰りに、自転車置き場で会った人に、
「また来て下さいね」と言われて、うれしかった。

酒好きな人たちの 自助グループに、
酒を愛さない私が 参加して、陰惨な話をすることに、忸怩(じくじ)たる思いがある。

患者本人でなく、家族が参加してもいいことに、なってるけど…
家族も集まる 大人数が参加する例会には、私は 出席したことがない。
パートの勤務と 重なっているから。
私が参加させてもらっている例会には、
患者本人と、ゲスト:作業所の職員や、ケースワーカーさんなどが来る。
職業上の要請で来る人と、病気の治療に必要だから来る人の中で、
1人だけ どちらでもない私は、内心 へどもどしている。

私の自宅アパートから最も近い断酒会と、弟の職場から1番近い断酒会は、
何故か一致する。
酒を止める気のない弟と、漢字まで【同じ名前】の会長さんが仕切る 断酒会に、
ポツンと1人、家族として参加する自分を、意識しないようにしている。

学ばされてる、学んでる。…と同時に、
【底つき】を体験できずにいる弟が、回復するための布石に、【使われているような】気もする。
(そんな被害妄想みたいなことは、考えない方がいいに 決まってる)

依存症の身内に 振りまわされた【他人】が、…
泣いたり、わめいたり、恨みがましい心情を 吐き出す姿は、…
アルコール依存症者にとって、不愉快なだけでは ない(?)らしい。

(再飲酒したら、家族がまた泣く)とか、…
(酒に狂って、人に嫌われるようなこと したな)とか、…
断酒を続ける動機を、後押しすることがあるらしい。
(仲間と思われてるなら うれしい)
百円握って、また行こう。…

(ドクターXの 自殺論に 反論中)

> 『人に迷惑をかけないこと』を最優先するなら、
> 『自分は 受験に失敗した方がよい』
> 『そもそも 受験しない方がよい』
> 『考えようによっては、勉強する必要さえない』
> つまり『幸せになろうと自分が努力すること』で、
> 『他人を不幸にすることがある』と知る。

…人に迷惑をかけないことを、最優先する必要はない。
…何故か?
…健康な精神の持ち主(成人)であれば、好きな人の幸福を願う。
…好きな人には、なるべく笑顔でいてほしいと思う。

…そのためには、自分は どうあるべきか?
…知恵ある人は考えて、おのれを律する。
…適材適所に根を張り、謙虚に研鑽を重ね、自分を活かすこと自体は、他人の幸福を奪うことではなく、母なる地球を裏切ることにもならない。

…知恵なき者(私)も、光を求め、病み腐り崩折れながら、なお念ずる。
…「清まって(浄化せよ)、なんじ(お前)こそ、神(未来をつくる1細胞)であることを知れ」と。

…人の脳波が、θ(シータ)派優位になったとき、いわゆる『超能力』が発現することを、実証した科学者がいる。
…θ派優位で 覚醒していられる人は、あまりない。
…火事場の馬鹿力として【われを忘れた】ときに発現することが、まれにある。

…コンピュータなら、CPU(中央演算装置)が最も重要だけど、
…人間は 脳(演算装置)だけ磨いたら、独善主義者、排他主義者、殺人鬼などに なり果てる。

【受験】は、適性を測る【物差し】の1種で、完全ではない。
不完全な物差しの評価を、人に譲るために、
『受験しない方がよい』?
『勉強する必要がない』?

若いですね。…
小学校で書かされた作文『将来の夢』に、
「空が青く 海が青いこと」しか 書けなかった、
昔から ボロ雑巾のような私とは 大違い。

青春の迷路を抜けると、
「皆が幸福に生きる道がある」と信じて、開き直れます。
その道を、釈迦や キリストは 歩いたのです。
(ドクターXの 自殺肯定論への 反論の続き)

> ここで、矛盾に気づいた。
> 自分が受験に合格すると、誰か1人を 蹴落とす(不合格にさせる)ことになる。
> 自分が 受験に失敗すれば、誰かが幸せになる。(いい高校に合格する)

…そのような考え方は、近視眼的と言わざるを得ない。
…本当の幸せ(たとえば、あなたが居てくれて良かったと、誰かに思われること)は、
…椅子取りゲームの勝敗とは 関係ない。
…『偏差値が高い学校=価値ある学校』と信じ込んでいる人にとって、
…受験に失敗することは、とてつもない不幸かもしれないけど、
…それは 誤った思い込みからくる妄想だ。

私の弟の友人は、高校受験に失敗した後、自殺してしまった。
複雑な家庭事情も、あったそうだけど、…

本来ならば、子どもの適性に合わせて、
その子が活躍できる分野に 進めるようにする、
(理解度を測る)物差しの 1種でしかない『試験』の、
ちょっと 大きいやつに過ぎない『受験』を、
『天国行きの門』のように、子どもに 思い込ませちゃ駄目だろう!

ドクターXの 文章を読むと、大人まで勘違いしているらしい。…
20年以上前、私が(成人してから)入れてもらった バレエスクール(先輩は 小学生〜高校生の 子どもばかりでした)の 助手さんも、言ってたっけ。
『先生には、今の受験事情が 分かってない』
『ダンスだけやってて、幸せになれる時代じゃない』
『大学に行かないと、何も始まらない』などと。

…調理師に向いてる子や、競輪選手に向いてる子や、美容師に向いてる子、
…自分の適性に 早くから気づいて、
…高校に行かずに 立派な社会人になってる人は、今だっている!
…と、私は 言えなかった。

…その助手さんは、若くて パワフルで、
(父兄も参加する クリスマス会の余興で、子どもたちと『セーラー服を脱がさないで、ニャン…』などと云う曲に合わせて 踊ってたくらい若かった)
…私は 虐待の後遺症に苦しみ、習い事も数年しか続かず、
…精神の専門家に会うたびに傷つき、たくわえもなく、人に会えば笑っていたが、
…自分が正しいと思い込んでる人に、別の考え方を示す 余裕など なかった。
…そんな自分を(大人として)、情けなく思った。だから覚えている。
私が以前、出会った 蛾(ガ)は、…
弱っていたが 産卵し、光沢のある白い卵に、自分の羽根を すりつけていた。
羽根から 鱗粉をはがして、卵に つけていた。
淡い茶色の鱗粉で、卵を隠すように。(保護するように)

虫でさえ、…
母親は、わが身(わが命)を削るようにして、子を産み、守ろうとする。

自分の子どもに「いっそ殺された方が ましでした」と 言わせる親でも、
(DNAに操られてか、若気のいたりかは 知らないが)
伊達や酔狂で、子どもを産んではいない。

腹を痛めて産んでくれた人への 配慮ゼロの自殺論。
自殺率が高い アルコール依存症者や、貧困者のことは、まったく かえりみられていない医師の自殺肯定論。

ブログだから、ファンだけを想定して書かれたのでしょうか?

私の心には 散弾銃のように刺さった。
私は【読むな】とされた側の人間に見えるかもしれないけど、
悩みに押し潰されっぱなしではないし、死神とも距離を置いている。
だから、読んでもいいと思った。

心に刺さった無数の銃弾を、丁寧に取り除かねばならない。
これは事故。

『自殺者を可哀想と思う必要はない』とか、
『誇りをもって 旅立った 自殺者の可能性もある』とか、
『人の死に方に、他人(あなた)が 口出しする権利はない』みたいな文章を、
医師が書く 不思議な国、日本。

『子どもは読むな』と書けば、子どもは むしろ読む。
やわらかい子どもの心が、私的な自殺肯定論に染まらないことを 願う。

かの医師の世界には、私のような、厄介なカタツムリは存在しないのでしょうか?
だから無邪気に、正論を展開できるのでしょうか?

(ドクターXの、自殺肯定論への反論の続き)

> 子どもの受ける『倫理・道徳教育』に、
> 『人の物を盗んではいけません』とか、
> 『人を殺してはいけません』というのがある。

> こうした教育(洗脳)により、
> そうした行為(一般的な悪)を、減らす試みが なされている。

> 『殺しあったり、盗みあったりしていては、穏やかな生活ができない』
> 『そうした行為を取り締まる法律』が ある。
> 社会が不安だと、おちおち『金儲け』にも 専念できないので、
> 『人々が仕事に専念できるよう、社会を安定化させる方向に、国民を教育(洗脳)しようとする方針』がある。

> 【個人のため】かつ【経済の発展】あるいは【国家の安定(治安維持)のため】に、
> そうした洗脳が行われる。
> その洗脳は、個人や、集団、組織の都合によるもので、
> 『ものごとの本質とは、関係がない』
> 『真実を追求する哲学(あるいは科学)する者には、どうでもいいことである』

> 『人生の意義とは?』
> 『何のために、自分は生きてるの?』
> 『本当に正しいことって何?』
> などと、あなたが『本気』で考え、
> その答えを見出すことが、自分にとって(何よりも)価値があると考えた場合は、
> 子どもの頃から教わってきた『社会通念』を、ぶち壊す必要がでてくる。
> 誰かが作った前提によらず、最初の一歩から 自分で考えてゆくために。

>『人に迷惑をかけてはいけない』
>『人を殺してはいけない』
>『人の物を盗んではいけない』という概念がある。

> 比較的、純粋な子どもだった私は、それを素直に信じた。
>『人に迷惑かけちゃいけないんだ』
>『お互いに、相手に迷惑かけないようにすれば、自分も他人も、両方 幸福かも』
>『それは、素晴らしいことだ』
> わりと素直に、そう思っていた。

> しかし、幾つかのことに気づき、その『理想社会の概念』は崩壊した。

> ① 受験(競争社会)
> 高校入学の時などに受験があり、
> 頭のいい奴が、いい高校に入り、
> 頭の悪い奴が、悪い高校に入る、という制度があった。

…あなたの目には そう見えたかもしれないけど、
…そんな制度はありません。

偏差値の高い学校 イコール、
良い先生がいて、設備が整っていて、上等な教育が受けられるとは、
(必ずしも)決まっていません。

> 本当かどうかは別にして、
> いい高校に入ると いい大学に入れて、将来 いい会社に入れて、
> 金持ちになれると教えられた。
> だから、勉強しなさいと。

…ピノコなら、こう言うでしょう。
「勉強好きなら、頭のいい人が集まる学校に行けて、将来、難しい仕事を頼まれる人に なるかもしれないわのよ」
「そえで、高いお給料もらったり、褒められるかもしえない」
「でも、勘違いしないでちょうらい」
「地位が高いほど、多くの人に支えられていることを 知りなしゃい」
「いい会社に入れたり、いい家に住めたら、そえは、あなたが、いい仕事して、不完全な社会を補って、人の幸せに貢献するために、与えられた資源と思って、気を引き締めるのよさ!」
【この記事は 毒入りですから】
【やわな子は 読まないように】

先週末の午後、時計の短針が 6と7の間に あったとき、
(私が よく利用した)駅で 自殺した人がいた。

亡くなった人の心が、もう苦しまず 迷わず、還るべきところへ 還ることを祈っている。

駅に止まらない(高速で走行中の)急行列車に 体当たりする死に方は、
たくさんの人に 苦しみや 恐怖を与え、最悪の場合 巻き添え殺人が 起きる。
切断され バラバラになった頭部や手足は、爆発物のように飛び散る。
人に当たるかもしれない。(打ち処が悪ければ 死ぬかもしれない)

肉片に ぶち当たらなくても、血しぶきを浴びる人や、
恐ろしい現場を見て 精神に暗い影を負う人が いるかもしれない。
現場を片づける人の 心理的負担も、想像を絶する。

列車が緊急停止したことで、多くの人の予定が狂い、その結果、
取り返しのつかないダメージを被る人が 出るかもしれない。

遺体の一部が、車輪の裏などに こびりつき、数日後に発見されることも あると聞く。
(車両点検の人は、肝を冷やすだろう)

ナイフのように 光るレールも、
鯨か象みたいに 大きな列車も、
人の幸福のために 作られたもの。…

「無機物」と、人は言うけど、
物質=無感覚とは、決まってない。
人形だって、血の涙を流したり、髪を伸ばすことがある。
人の想い(念)に、道具(物)は感応する。

ブレーキが 間に合わなかった【運転手さん】だけじゃなく、
(飛び込んだ人の)絶望を 引き受けた【列車とレール】も、恐ろしかったことだろう。

(ドクターXの自殺肯定論への反論の続き)

> 誰に読んで欲しくて こんなことを書くかというと、
> ・自殺など考えたこともない方
> ・自殺は悪いことと思っている方
> ・自殺について考えることを(無意識に)避けている方
> ・自殺する人を哀れ、可哀想と思う方

> 以上の人に、一般的な自殺の概念とは、別の考え方を知って頂くことは、
> もしかすると、なんらかの形で、
> (多様な意見が混在する)この世界に 有益かもしれない、と思うから

…いくら丁寧な言葉を使い、繊細な心を 震わせながら書いた文章でも、
…はい そうですか、とは行かない。

この人は、
『自殺など考えたことがない人の 心の更地に、偏った 自殺肯定論を 書き込もうとしている』訳で、
それだけでは終わらず、
『自殺は良くないと思っている人の信念を、打ち崩したい』とも思っているし、
『自殺への関心を(動物的勘で)回避している人を、あわよくば 自殺肯定論者にしたい』とも思っている。

ドクターXが 望まなくても、
『自殺者を悼まず、自殺者に同情しない』人は 既にいる。
マスコミ報道を 少し見れば、
国会議員や大企業(たとえば東京電力)経営者の 言動を見れば、
ドクターXの 願い通りに(生命を 自分の判断で 裁くことを、賢いと思う人が 多い世の中に)、既に なっていることを、思い知る。

そんな世の中だから、
株取引ディーラーだった 玉蔵さんが、株の予想をやめて、
【地震】だとか【疎開】だとか、
【キチガイシステムの終焉】だとか【否定は止めろ】と 叫んでいるのです。…
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