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2009年12月1日から
駅前で、居酒屋の店員さんに、声をかけられた。
『◆◆◆の割引券、いかがですか』

【体が痛いです/体が辛いです/気持ちが沈みます/早く動けません/どうか助けて下さい/誰か助けて下さい】と 日記に書いて、
1ヵ月後に自殺された 26歳の方が 働いていたのと、同名のお店の人だった。

会釈して 立ち去りつつ、(死んでくれるな)と祈る。

幾人もの治療者から 言われたように、私は 手遅れかもしれない…
狂いが止まらないかも しれない…
愛する人の 子を産み 育てることもなく、
適性を生かす仕事では まともに稼げず、
ひもじさを道連れに、枯れて(死んで)ゆくだけの 生き物だとしても…

若い人には、
健康な心を持った大人に なって下さい、
幸せに働き、自他ともに よろこぶ人生を送って下さい、
良き友、良き家族に 恵まれたまえ!
…そう 願い、頼まずに いられない。

2月に 連絡すると言ってくれた、
言いっ放し 聞きっ放しの会を、遣ってみたいと 言ってくれた人から、連絡がない。

複数の仕事と、ボランティアを遣っていて、忙しいと言っていた。
『待ってて下さい』と言われたのだから、
春まで 待ってみようか?

米国で成功した アルコール依存症の自助グループは、
2人の当事者と、祈りから 始まったそうだ。

『遣りたいことは、遣り尽くした』と云う人も 少なくない アルコール依存症者と、
【苦しい、休めない、思うように動けない、馬車馬】みたいになっている DVの被害者では、
抑圧の度合いが違う。

後遺症に苦しんでいる 当事者2人で 何か始めるのは、無謀かもしれない。
しかし『心の専門家』の 資格と看板を持つ人たちから、…
なけなしの金銭を要求された上で、虐待の続きを 遣られるような現実に、
私は ずっと、対面してきた。
【相性】とか【人間だから】とかの、可愛いらしい問題ではない。
【クライアントの闇】に 抵抗力のないプロが、珍しくなかったのだ。

虐待(暴力や暴言に晒され、人間性を否定され、存在を否定され、もって生まれた性を否定されるなど)を受けた側の人間が、
回復する(自己否定や、無気力、自傷行為から 自由になる)ために、
身銭を切らねばならない(治療の費用を出す)ことじたいが、考えてみれば『弱い者イジメ』ではないか?

因果応報(自業自得)と云う言葉が、強者の(横暴を許す)言い訳に 使われている。
そんな態度は、自然に反している。
自然に反したことは、この地球上では長続きしない。

森のカラスの 鳴き交す声を 聞けば、
雀の群れの 会話を聞けば、
いたわり、いつくしみ、やさしさに満ちている。
恐竜の子孫(鳥類)でさえ、あい助けあっている。
それが自然のことわりだろう。

自然のことわりを忘れ、悩み苦しむ者を、見下して、
『親が死ぬまで あなたは能力を発揮できない』とか、
『本当は死にたいのでしょう? やくざに頼めば殺してくれます。やくざのとこに行きなさい』とか、
『あなたは聞き役に徹して、周囲の人が 重篤な精神病を 発症するのを、防いでくれればいい』
…などと 専門家が断言し、
お金がなくなったら『さよなら』では、
…クライアントは 救われない。

(専門家って何?)
(真剣に【主治医を探した】私が、莫迦なのか?)

「専門家なしで、自助グループを始めよう」と 私が考えたのは、当然の成り行きだ。
けど、成功させるには、…
良くなった人(希望の星のような先輩)や、
排他的でない祈り(大自然とのかかわり)、
そう云ったものが 必要だろう。
…などと思い、2月は終わった。

3月1日、パート先の健康相談で予約した、面談カウセリングに行った。
(職場で加入している 健康保険証についてきた サービスを利用した)

私は 追い詰められていた。
先月下旬は、父の機嫌とりを遣らされ(母の強要。1度は断わったが、逃げ道を絶たれ、追い込まれた)、
暴言を 吐きまくられる結果に 終わった。

パート先では、私の異質さが、排除の対象に なりつつあった。
上司(労働組合の幹部)からは、配置転換も考えると言われたが、…
早く動けず、頭が冴えない自分は、
(あの職場では 痛い存在だ)と、自覚せざるを得ない。

数十名いる 先輩パートは、
『パワフルな シングルマザー』か、
『優雅な 扶養家族の奥様』か、
『Wワークの 独身アーチスト』だった。

(昨日まで、気づかなかったけど)
昨年 採用された新人5人のうち、
イジメに遭わず クビにもならず、先輩たちと肩を並べて 活躍してるのは、
ご主人の扶養家族になっている、生活にゆとりがある主婦1人だけだ。

健康保険組合の、年間5回だけ利用できるカウンセリング。
事前に送られてきた問診票には、何も書けなかった。
(このようなものを、何十枚 書いてきたことか。その結果が 今の私…)
暗然となり、手が動かなかった。

カウンセリングの初回は、問診票を書くだけで 終わった気がする。
今度のカウンセラーさんは、本物みたいだ。

今回、私は 探していない。
追い詰められ、職場が加入している 安全装置(セーフティネット)に引っ掛かり、そこで出会った カウンセラーさんだ。
さしたる期待も、悲壮感もない。
作為がなく、りきみもない。
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K之介に、
「飛んで行きたいって発想が、現実から逃げたいみたいだから、好きじゃない」
…て言われて以降、

最近よく ラジオから流れる フォークソング(翼を云々)が、私は 苦手になった。

30年以上経ったのに、鮮明に 思い出してしまう、K之介の声は。
(何処で どうしているのやら)

傷んだ心を かき乱さず、怨霊に なりそうな邪鬼を、
最近、鎮めてくれた音楽(歌)は、

「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」 ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)

「破れたハートを売り物に」 甲斐バンド

「ロビンソン」 スピッツ

…3曲とも、歌詞の意味は よく分からない。
…けど『正しいのは俺だ』とか『素人を啓発するのだ』とか『癒しちゃる』とか『特別なオンリーワンの僕です』
…みたいなことは、うたっていないと思う。

半分以上 歌詞の意味が分からなくても、何故か笑える。
(力の抜けてる感じが ホッとなる)
昔の話

誰にも 頼れないから、…
自分で(ひとりで)、何でも やらなきゃ、…
そればかり、考えた 時期があった。

実家を出ても、
何かあれば 両親に 振りまわされ、
きょうだいは 逃げ、…

誰からも 文句を言われない 大人に なりたかったのに、
ひとりで暮らして、税金を払うだけで やっとだった。

早朝から昼は、福祉施設で 給食作り。
税金を払い、食べていくため、深夜0時までの アルバイトにも通った。
その場所には、売春を 生業(なりわい)にしている人たちも、副業に 来ていた。
(風俗業では なかったけど、やくざが絡んでたのは、後で知った)

不思議だった。
両親から(宝もののように)、大切に育てられた と云う人と、打ち解けて話したら、春を売っていると言う。

我慢が 苦手らしかった。
あれはイヤ、これもイヤが、口癖だった。
(できないのではなく、選り好みが激しい)

そして、職業選択の幅が 狭くなり、
危険な(知らない男に 身を売る)行為で、食い扶持を稼ぐ人になっていた。

たまたま 自尊心が低すぎて、身を売る(自分に 値段をつける)ことを、しなかった私と、
プライドの高い、夢見る少女のような、屈託のない、自覚なき 売笑婦。
どちらも、変だった。

親に 愛されなくても、親に 愛され過ぎても?
世間から、落ちこぼれてしまうのか、…などと思うと 哀しかった。
(幼い日の、私の親に、愛念らしきものが、皆無だった訳ではない。
ただ、若く、未熟で、貧乏が嫌で、
物質的な豊かさ・安定を求めることを 最優先し、
精神的に 苦しくなると、最初の子である私に、責任を押しつけ、殴る 蹴る 怒鳴る 無視する 暴言を吐く 性的な恐怖を与えるなど、愛があったら あまりできない類のことを、数えきれない程度、日常的にやった)

彼女に贈った 保温鍋と パジャマは、役に立ったろうか?
否、
…そんなことは、どうでもいい。

(N子ちゃん、元気?
元気で いてほしいです。

私は 憎んでたの、軽蔑してたの、
『余裕ができたら、人に親切にする』などと云う 人たちを。

何故って?
誰かが 出し惜しんだ 隣人愛は、
他の誰かか、肩代わりしなきゃ ならない 気がするから。
身内に エゴイストが 4人いたら、…
私は、5人分、人に 親切にしないと、許されない気がして。

その上、
『自分は、誰とも 暮らせない』
『親にも 恐れられたほどの、危険な 生き物だから、
脳を 入れ替えるくらいの、凄い勉強とか、修行とか、何かして、
今とは、別人に ならなきゃ、誰にも 心を許せない』
『隙を見せちゃいけない、甘えちゃいけない、誰にも 頼れない』

自分に、完璧を要求してたの。
莫迦かもしれない。

『完璧さ』なんて、自分にも、人にも、求めちゃいけないのよ。
(そんなの求めてたら、息が詰まっちゃう)

欠けてるところを 補いながら、一緒に 生きて行きましょ。
今度、会えたら。

1人では、2つ半のことしか できなくても、
2人なら、5つのことが できるかもしれないから)
夏彦の写真コラムが読みたい。
週刊新潮で、昔、連載されてた、山本夏彦さんのコラムが、読みたい。

今、週刊新潮では、ベストセラーの(新書「国家の品格」だか? を書いた)先生が、グラビアページに 書いてらっしゃるみたいだけど、
触手が動かない。
ミーハーの「読みたい」気持ちを、かきたてる構成に なってないから、読む気にならない。

山本夏彦さんは 確か「室内」と云う雑誌の編集者で、
その文章には、品行方正なだけじゃない、育ちのいい不良(石原裕次郎)みたいな 魅力があった。

山本さんの弟子・安部譲二さんは、小説で 傑作を世に出すべく 奮闘しているとの噂だけど、私が編集者なら、
安部さんに 写真コラムを 依頼する。

傑作小説を 著すのも良いけど、…
週に1回の コラムを書いたくらいで、才能が 枯渇するはずもない。

山本さんのコラムには、世相を 切り取り 論ずるだけではない、
読者の溜飲を 下げながら、魂を慰めるような 効果もあった。

誤りのない、こなれた文章を 読んだだけでは、
荒ぶる心は 鎮まらないのだ。
顎の緊張(歯の食いしばり)が 悪化し、顎関節治療の ドクターから、心療内科を紹介された。
初診が 約3千円、2回目が 約8千円(臨床心理士が ついたから)、3回目が 約1万円(血液検査を したから)。…
片道 約2時間。時間もかかるし、お金もかかる。

治療抵抗が、凄まじい。
(怒りを鎮める 漢方薬を 処方されたけど、なかなか飲めない)

「一見、悪くなることが あっても、自分で わかっていれば 大丈夫」と、ドクターには 言われた。
診察室が 広いことと、ドクター(♂)が 離れたデスクに いることと、患者の横に ナース(♀)が 座ってくれることが、ありがたい。

◆ いくら (ひとりで)努力しても、…
少し 油断すると(ちょっと 親しくなったような 人から)、
『留守電の声、暗いなぁ』とか『話し方が 打切棒(ぶっきらぼう)で、損してるよ』とか 言われる。
(T-T)

そう言う人たちに、悪意は 全然ない。
『君、もう少し 努力すれば、もっと楽しく 暮らせるよ、我々のように』
…純粋なる 親切心。
…だから、こわい。

野獣のように、(死神に 敬遠されるほど)打たれ強い 私でも、…凹む。

…めいっぱい 頑張ってるのが、わからない?
…マイナス(負の状態)から 出発しなきゃ ならない人間は、
…ゼロの状態に するだけでも、手間が かかるんだよ!
…あなたは、上っ面しか 見ていないよね!
…人間を、電気製品みたいに 思ってるよね!
…部品を 交換すれば、良くなるみたいに、
…ちょこっと 相手が 努力すれば、楽しく過ごせる(世の中が 明るくなる)と、思ってるのよね!

多少なりとも 余裕がある人が、余裕のない人間の 表現を評価(判断)して、
『努力や 感謝が 足りない』みたいな、助言をする。…
おかしか ねーかい?

御寺ネットでも、そんな 凶器のような アドバイスを、たくさん 戴いた。
(そうではない、…純粋な祈りも、頂戴したけど。…相手を 変えようとする 回答者が、圧倒的に 多かった)

本当に、自殺や 孤独死を、減らす気が あるなら、…
この国で 人を教え、導こうとする方は、…
弱った者や 遅れてくる者を、見下して(奴隷 扱いして)いないか、自省なさることです。

弱った者、遅い者の 声を、
『素直でない』とか、『上から目線』と 感じるようであれば、 あなたは、相手との 対等な 人間関係を、望んでいない(自分が ずーっと、先生で いたい)のかも しれません。

◆ こわばった相手が、笑えるような 状況(環境)を作り、お互いに 笑い合い、さりげなく、
「楽しいね」とか「いい笑顔ね」と、言ってくれる。

こわばった心を、ほぐしてくれる。
自尊心が 育つ言葉を、かけてくれる。
真の師とは、そう云う人。
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