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2009年12月1日から
居酒屋の前に 水槽があって、サワガニがいた。
380円で、素揚げにして 出すらしい。

子どもの時分(小学1年くらいの頃) クラスの男子が、
『サワガニの 採れる場所を 見つけた』と騒いでいた。
『きれいな川にしか いない カニなんだ』と。

私も サワガニが 見たくて、男子に頼んで、その川に 連れて行ってもらった。

住宅街の中を流れる 小川に、小さな崖から、湧き水が 注いでいる処だった。

きれいな川は、子ども心にも うれしかった。

(その日は、サワガニには 会えなかった)

数日後に また行ってみると、バラ線(有刺鉄線)が 張ってあり、きれいな水には もう 近寄れなかった。

大人に言われた。
『子どもが掘って、崖が崩れたら困る』

そんな大人を、哀しく思った。

自転車も 持たない子どもは、山からも、海からも、森からも、遠かった。

家は 心の安まる場所じゃなかった。
寺も 教会も、立派なのが 近所にあったけど、子どもが 遊びに行ける 雰囲気では なかった。

小さな公園、道路、休んでる田んぼ、側溝(生活排水が 流れ込む川)などが、遊び場だった。

川の水に 触れたり、エビガニを探すのが、私には 大切な時間だった。

『子どもは莫迦』と決めつけて 有刺鉄線で排除し、…
美しい場所を、殺伐とした風景に 変えてしまう、…
そんな 大人の町で、誰にも頼れずに、子ども(3匹)を 育てなきゃ ならなかった…(幼かった)母の かなしみを思う。

川で会えなかった サワガニ君に、駅前(の 居酒屋の前)で、お目にかかれるとは 思わなかった。

なんと美しい 生き物だろう。
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のどが痛いのに、recording …(莫迦だ)

今月は、口の中が 傷だらけで、献血できない。
少し(否、かなり) 凹んでいた。

身体を傷つけないように、頑張ったのに(足の爪は 2枚むしったけど、血管は傷つけてない)、
睡眠不足だから? 栄養失調だから?
口内炎と、のどの腫れが 治まらない。

『役立たず』と云う 罪悪感を、一瞬でも消してくれる、
(破壊衝動を、他人に 向けないで 自分だけに向ける 自傷行為の、代償にもなる)献血を、…
できれば 毎月やりたいけど、

『傷口から 常在菌が 入り込んで』いたり、
『白血球の死骸(?)が たっぷり入ってる』ような、危険な血(血漿)を、
抵抗力(免疫力?)の低下した 病人さんや、大火傷した人や、大怪我した人に、使われたら(輸血されたら)大変だ。

(そんな 非道に手を染めるくらいなら、自己嫌悪をこじらせて 死ぬ方がいい)

今月は あきらめて、早く のどを治せ。…
そう、自分に言ったのに、大人しくして いられなかった。

チャンスか? 罠(鴨)か? 賑やかし(道化?)か? 知らんけど、唄えるときは、唄わせてもらう。

マイクが無ければ、蚊の羽音みたいな 声量しかなくても、…私が遣ることで、人様に 歓迎された(面白がられた?)ことって 歌くらいだ。

のど痛い。(当たり前だ。腫れてる粘膜を、酷使したんだから。…分かってて やったのは、己だろ)
臨床心理士が 治療を行うのは、日本では、医師の指示の下で、
…というのが一般的で、
(費用が高くても)臨床心理士 独自の仕事は、
医療費控除の対象にならないと、受付のお嬢さんに言われて、そう信じていたが、違ったらしい。

医療費控除の対象に なるそうだ。
(心理士の先生も、最近 知ったらしい)

◆ 書店に 平積みされていた、
「RAINBOW 二舎六房の七人」
主人公の声を演じる 小栗旬の写真が、帯についていた。
全22巻(530円〜600円?)

読みたいけど、…途中で我慢するなんて 嫌だ。
一気に揃えて、読みたいものだ。

あきらめて、帰路につく。
…けど、別の書店に寄り、1〜5巻(第1章)を 購入してしまった。
(以前から 欲しかったのだから、衝動買いではない?)

スケバン刑事(デカ)や、ルパンⅢ世を、お好きだったと云う、天皇家の 内親王だった、
K田清子さんも、読んでいらっしゃるかもしれない…などと、ふと思う。

スケバン刑事は、私も昔、貸し本屋で借りて 読んだ。
(ドラマ版は 全然 知らないけど)
少女漫画とは 思えないくらい、陰惨だった。(ホラー漫画みたいだった)

心に傷を負った、やたらに強い 主人公は、
残飯の川の中で 追っ手を倒し(死闘に勝って)、脱獄する。

グレる気力も 無かった子どもは、
孤独な主人公に 自分を重ね、空想の世界で 敵を倒し、人を信じ、真っ直ぐに生きる人に 憧れた。

RAINBOW
…辛い話で 始まるだろうと 覚悟していたので(?)私にも読めた。
大切なのは、自由と愛と仲間。
武器は、良い価値観と勇気。
先月末に届いた 血液センターのハガキ(検査結果)に、
「ご協力ありがとうございました。今後とも献血にご協力をお願いいたします」と印字されている。

今迄は「協力ありがとうございました」だけだったのに。

ドナー(献血する人間)が 減っている?
来年には、400ミリリットル献血の 男子の開始年齢を、18歳から 17歳にするとか?

そのままの血なら、20分もあれば 採血できるけど、…
成分献血(血小板 または 血漿以外を、ドナーの体に戻すの)だと、30分以内には まず終わらないから、多忙な人には難しい。

ピアスの穴をあけて しばらくはダメ。
(部位によっては ずっとダメ)
外国から帰って しばらくはダメ。
(場所と 期間によっては ずっとダメ)
予防接種して しばらくはダメ。
臓器移植を受けていたら ダメ。
不特定多数の人と 性交渉していたら ダメ。
(人の命に かかわるから 当然だけど厳しい)

本当に 役に立っているかどうかは、よく分からないのに、…
傷と痛みは 実感できるのよね。

(30数回しか やっていなくても)私の右腕には 凹みがある。
採血後、会場で 止血はしてくれるけど、
傷のケアは 自己責任(素人まかせ)だから、
傷痕が汚くなって がっかりしたのは、私だけでは ないのでは?

(あまり時間を置かずに、傷口を水道水で 洗って、乾燥させない処置をすれば、5日くらいで治ることを、最近 知った)

昔、献血会場で、予定を変更したことがあった。
200ミリリットルを、成分献血に、だったかしら?

検査が やり直しになった。(それはいいのだけど)

最初に採った、検査用の(私の)血を、
担当ナースは、無造作に(容器ごと)、ゴミ箱に 投げ捨てた。
『ボン』って。

貴女(ナース)が、ドナーを、どう見ているのか、想像がついてしまったわ。
『待っていれば 歩いてくる資源』でしょ?

人を傷つけて採った血を、あのように捨てられたのは、有り難いものでは なかった…からでしょ?

でも 献血は、赤十字の お嬢さんのために するのじゃない。
明日の私や、大切な人のため(私のため)だから。
馴染みの酒場が 半年前、繁華街に引っ越して行った。
めでたいけど、…
気軽に寄れる 近所の遊び場が、ひとつも なくなってしまい、
大声を出せる場所が また減った。

昼間は唄えない 生き物(私)の耳に、
雀、シジュウカラ、ウグイスの 声が届く。
すべての会話が 優しく美しい。(凄いことだ)

優美ではない 鳥もいる。喜怒哀楽が あからさまな、吠えるような鳥も。
それはそれで また、いさぎよく 美しい。
余計な欲が 無いから、美しいのか?

『余裕ができたら、新しい お店に行きましょう』
Oさんが言う。

『楽しみ』と 言ってはみたけど、私は もう、終わった気分。
マスターが恋しい 訳じゃなし、…
遠い夜道を ひとりで帰るのを 想像しただけで、気が滅入ってしまう。

『何故 この歌を唄うの?』
尋かれて困った歌を 思い出す。

理由など 私にも分からない。
(歌詞も 理解できていない)

【ステラ】と【おれ】が、
 母と子なのか?
 恋人同士なのか?
 それさえ 分からなかった。

ただ、…尽くす女が【前提だった】世界から 逃れたくて、唄っていたのかもしれない。

『女が女らしくないと 男が駄目になる』とか、
『わがままを許さない女の罪』
…そんな歌の世界が、嫌だった。

(言論の自由も、表現の自由も、内助の功も、鶏鳴の助も、決して 否定はしないけど)

お互い様の意味を 取り違えたような、…
パートナーに、ママの役目を 求めているような、若い男の歌なんて 願い下げ!

…などと 思っている私が、
…気がつけば、そんな歌を 唄っていたりするから(男の気分で)、恐ろしい。

歪んだ価値観(男尊女卑)の下で 育った、後遺症か?

ステラの世界には、支えあう男女は いても、
もたれかかる男や 女は、いない感じ。だからいい。

『陰で支えるのが女の美徳、その逆は 真ならず(男は違う)』と云うような 偏った空気が、どれほど(容赦なく)、
息つく暇もないほど疲れた人(男女問わず)を、
追い詰めてきたことか。
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