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2009年12月1日から
「もし良かったら、…
三笠宮崇仁(みかさのみや たかひと)親王殿下の本【古代オリエント史と私】を、読まれますか?

ちょっと 古いし、…
歴史と 関係ない、趣味の ダンスの話なども 出てきますけど。…
(外国の 偉い人と つきあうには、社交ダンスも 必要?)
よければ、差し上げます。
私は、今 持ち物を 減らしたい。
しかし、古本屋に売るのは、惜しい。

その本を、見てもらいたい人が、もう ひとり います。
その人に 見せ終わったら、もらってくれませんか?」

◆ 人に、何か 薦めるには、勇気がいる。
(断わる 余地を、残した上で 薦めないと、相手に 申し訳ない)

良いと思って 薦めたものが、相手の趣味に 合わず、受け取りを拒否されても、…
相手の心を ノックできたことに、意味がある。
それは どんな祭典よりも、私には 価値がある。

◆ 中国残留孤児が、帰国後 大切にされず、国を訴えているのを 知ったとき、何て悲しいことかと思った。
この国の 政治屋や 役人や 大手マスコミが 作り出す流れは、中国残留孤児だけに、冷たかった訳じゃない。
働く女や、専業主婦にも 冷たかったし、親に虐待された人間にも冷たかったし、拉致被害者にも、病める人間にも 冷たかったのだけど。…

中国残留孤児の方に、帰国して良かったと 思ってもらいたい。そう願っていた。
この秋、そう云う方の お子さん(30代)と、出会った。
兄弟全員、中国の大学を出ていて(お金持ちでは なかったけど、親が 教育熱心だったそう)、お父さんは、養父母を見送ってから(養父母の死後)、日本に帰国したと云う。
孫も たくさんいて、私(引き揚げ者:早い時期に 帰国できた人間の、子ども)の家族より、ずっと 幸せそうだけど、…
中国では、いじめられも したそうだ。乗り越えて、家族を守り、帰国されたのだ。大切にされて、然(しか)るべきだ。

(祈る他に、出来ることは?)
…そう云う方の 物語を、日本人が 知るべきだと思った。
そう云う方の 物語が 本になって、歴史研究家の 図書室に あるところを、想像した。
たとえば、「三笠宮記念図書館」などに。

そこで、まず お子さんに(お父さんのために)、三笠宮(昭和天皇の弟)殿下の本を、読んで戴きたい…と思った。
「読みたい」と云う 返事だった。うれしい。
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保育訓練では、子どもの保護と 養育だけでなく、
子どもの 保護者(主に お母さん)への 対応も学ぶ。
社会福祉士レベルの 知識と技術が、
現代の「保育の先生」には、求められるそうだ。
何故?

虐待から 子どもを守るため。

弱った人・困ってる人・支援を必要とする人を、
サポートする力が 足りないから、
社会的弱者に 接する機会のある人間に、期待が 集中している。

保育訓練の先生は、
① 保育園の理事や、園長経験者
② 養護施設で、長いこと 先生を してきた方々
③ 現在も、保育園で 子どもを見て、保護者の相談に応える専門家
④ パソコン、ビジネス・マナー、社会学の研究者
…など、その道の【ベテラン】揃いだけど、
3ヵ月間で、保育(補助)者を 育てるのは、はじめてだから、混乱もある。

③の先生には、過激な 男尊女卑発言を 繰り返す(80歳くらいの)医師も いるけど、暴言を 補って余りある 優しさが あふれているので、授業中 何度も 爆笑が巻き起こる。
③と、④の先生からは、得るものが 多い。

①の先生たちは、人は 良いけれど、講義のプロではない。
聞き取り にくかったり、話が 飛んだり、
生徒を ハラハラさせたり、眠らせたり、
…気合いを入れて 聴かないと、90分が 無駄に終わってしまう。
(訓練生が 攻めの姿勢でいないと、得るものがない)

②の先生たちは、デリカシーに 欠けていた。
現場を 長く見てきたと云う 自信(?)のようなものが、鼻についた。
A先生の 最初の授業(テスト)では、私は 泪を流しながら、解答用紙と 格闘した。
(嗚咽を こらえるのが やっとで、子どもの悪態じみた言葉しか 書けなかった)
虐待事件を、面白いものとして語られたら、被害者は たまらない。
(返却された テストは、0点だったけど、悪態のところに 三重丸が ついてた)

その先生の尊大さは、相変わらずだけど、
訓練生の中に、
児童虐待の 当事者(被害に遭った人間)が いることに 配慮して、
講義してくれては いるようで、2回目からは、私も 平静でいる。

B先生は、悪気は まったくないらしいが、
福祉を行う人として大切な、
弱い者の 心に 寄り添い、遅い者から 学ぶ姿勢が、欠けていた。

だから、問題を抱えた訓練生を、排除すればいいと 思ったのだろう。
こういう人の 態度を真似て、現場に 出て行く人が、ないように、…
弱い人の 臓腑を えぐる言葉を、プロが 使うことのないように、…祈る。

(その先生の 授業には、私は、出席しない方が いい気がする。知識を得ても、精神が 破綻したら、元も子もない)

聞く耳と、相手を尊重する 気持ちを、私は 持ち続けよう。
哀しみ(他者の挫折)に 遭遇すると、立ちすくんでしまう。
(何故? 有効な 支援が ないの? そんなに 冷たい仕組み? 自分に 出来ることは?)

悔し泪と 嗚咽(おえつ)を こらえて、目を見開き、上を向いていると、泪は 鼻に まわってくる。…

そんな思いを、福祉の職業訓練で これほど味わうとは、思わなかった。

ある程度は、覚悟してた。
保育(人間のこと)について 学ぶのだから、虐待や 貧困問題は 避けて通れない。
萬が壱、他者の痛みに 鈍感な 先生がいて、児童虐待を 面白おかしく(または 中途半端に) 語られたら(扱われたら)、苦しむことに なるだろう(膿んだ 私の心の傷が、破裂するかもしれない)。

けど、職安で もらった資料に、サポート態勢が 整っているように(必要に応じて、個人カウンセリングを 行うと) 書いてあったので、申し込んでみた。(勇気を 振り絞った)

しかし、個人カウンセリングが 行われている形跡は なく、…2ヵ月足らずで、訓練生2名が、挫折した。
(就職できて 退学したなら、めでたいけど、…そうではない)

授業のたびに、虐待(事例)について、小グループで 討議させ、短時間で 止め、無理矢理 まとめる 先生が、いたりする。

「虐待や 貧困など、見たこともない」人には、
『悲惨な現実』を 紹介するだけでも、意味がある かもしれない。
(貧困対策の 職業訓練の筈だけど、裕福そうな生徒も 少なくない)
訓練を 委託されている、専門学校(本科)の 学生には、やる気のない(親から お金をもらい、遊びに来ているような)人が 多いと、先生たちは 語る。

けど、本科の学生が どうだろうと、…
職安の紹介で、余裕のない生活を 送っている人間が、受ける職業訓練なのだ、これは。
恵まれた人に 照準を合わせた 授業を 強行して、問題が 起きない 訳がない。

自分は 困っていなくても、虐待や 貧困問題が 絡む 現場に 出て行くのだから、その背景や 原因について、深く知ろうと している人もいる。
そのような人たちも、中途半端な 討論では、不満が 残るそうだ。
(放課後 自主的に、討論の 続きをする 余裕など、訓練生には ない)

被虐待経験があり、ひとりで生活していて、体調のコントロールまで 手がまわらない 訓練生たちは、…
言葉を発する タイミングさえ、掴みきれない。

とうとう先日、私は書いた。
毎回、強引に まとめようとする (セレブな感じの)先生への 提出物に、
「悲惨なだけで 終わる話は、もうたくさんです。募集資料にあった、カウンセリングを 希望します」と。

昼休み、その先生と、もう1人の先生に、捕まった。

人が 通る 場所で、…
『カウンセリングって、何ですか?』と、尋問が 始まった。

『個人カウンセリング? どの資料?』
『就職や 進路相談 以外の カウンセリングは、行っていません』
『どうしたら良いと思います?』

…私の授業に 文句があるなら、やめてくれと 言わんばかり。
…昼御飯がわりの、水分補給が、できなかった。(し損なった)
…訓練に 支障を きたしている 訓練生の、精神衛生への 配慮が、まったく なかった。
…早く 問題を 解決(排除?)したくて、焦った…らしい。

(こんな 乱暴な方法で、福祉の専門家を 育てているなら、…自殺者も 減らない道理だと、…思ってしまった)

後日、セレブ先生の隣で、何も 言わずにいた 先生に、
募集資料(証拠物件)と、私が 思ったこと(自殺者・挫折者を 減らしたい者の 要望と、被虐待者の実感)を、書いて渡した。

その日の内に、事務責任者に呼ばれ、事情を聴かれた。
感情を抑えて 説明したけど、どこまで伝わったかは、分からない。

言葉が足りず、または、言葉が過ぎて、誤解が起きても、
お互いに、聞く耳と、相手を 尊重する 気持ちがあれば、
理解は できなくても、共感は できて、…何か 変わると 思いたい。
発達心理学の 授業で見た、…
背骨が 太鼓橋のように 反り返った、赤ちゃんの写真。

保護者から、『立て抱き』され続けた 結果、とのこと。

昔、赤子を抱くときは、…
片手(左手)で (敷布団のように?) 下から 赤ちゃんの 身体を支え、
もう 片方の手は(掛け布団のように?) 上から、赤ちゃんを 包んだ 気がする。
(赤ちゃんは、大人の腕の中で、横になっていた と思う)

働く お母さんは、おぶい紐を 使って、赤ちゃんを 背負った。
(万一、お母さんが 転んでも、…赤ちゃんは、守られていた。
お母さんが 擦り傷を こしらえたり、尻餅をつくことは あっても、
赤ちゃんが 押し潰される危険は、少なかった)

けど、今(日本では)、赤ちゃんの 首や背骨に 負担がかかる、『前で立て抱き』が、流行と云う。
(赤ちゃんは、立て抱っこを、心地よく 感じるらしい。緊張してる 赤ちゃんは、特に)

お母さんは、赤ちゃんに ぐずられたくない。
おぶい紐は、胸の周囲に 食い込み、鬱陶しい。
混んだ電車や バスの中では、前に抱いた方が 迷惑がられない。
…そんな、大人の都合で、子どもの リスクが、増えてしまったらしい。(哀しい)

せめて、快適な おぶい紐、出(いで)よ!
(誰か、発明してくれ)
…などと 思っていたら、蛾に キスされた。
安部譲二さんの サイトで、民主党の 党首選の 話を読んで、私が 思ったことは、…
『私の知ってることを、安部さんに、話してしまいたい』だった。

(匿名のメールを 送っちゃう?) などと思ったけど、
酒場の戯れ言に、メールで 混ざれる訳もない。
あきらめた。

誰かに 言ってしまいたいけど、…
グロテスク過ぎて、口にできない 恐い話も、2つある。
ひとつ目は、ホラかもしれない。
もうひとつは、元公務員から、現在進行形の 実話として 聞いた。

(T-T) 気持ち悪い。…
吐きたいのに、吐けないのは 苦しい。…
早く 忘れ去りたい。…
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