忍者ブログ
2009年12月1日から
① 5月2日、Facebookに友達申請が来た。知らない人で、共通の友達もなし。
プロフィールにあった情報は
【大阪生まれ、アメリカ在住、パートナーとの死別】のみ。

袖口に飾りボタンのついた横向きの白衣姿の写真と、
赤い高級車に手をかけている写真、
黒猫を抱いている写真があったものの、文字投稿は一切なし。

② 苦手なタイプだけど、リクエストを無視するのは気まずい。
「何故、私に友達申請を? ミス・タッチではありませんか?」と問うたら、
 
『申し訳ありません
私はあなたのプロフィールに出くわしたときに友人を探していました、
そして私はあなたを追加することにしました』という返信。
パートナーと死別して、友達を探していた?

③ 申し訳ないと言わせてしまい、
こちらも申し訳ない気持ちになり、
東京に住んでいること、愛車は自転車であることを伝えたら、
『まあ、私の名前は●●です。
私は日本の大阪で生まれ、ロサンゼルスで育ち、現在イエメンで働いています。
親愛なる、あなたの名前は何で、あなたはどこに住んでいますか?』 という。

④ 名前はFacebookでばらしているし、住所は伝えたのに。
人の話を聞かない人なのか?

(何かの詐欺? という思いがよぎった。その勘は当たっていたのだが)
私は 改めて住所、氏名を書き送ってしまう。
 
『その素敵。 あなたは、日本の良い場所に住んでいます。
日本に住んで美しく平和な場所です。
あなたは前に米国国家に行ったことがありますか?』

「私は日本から出たことがなく、アメリカを訪ねたこともないです。
知人がアメリカに住んでおり、誘われたことがありますが、
私は行けませんでした。貧しく、病気だったからです」
 
それに対し、
『それはいいですね。 私はイギリス、シンガポール、香港、ドイツ、
オーストラリアにしか行ったことがない。 
私は整形外科医として働いています。 医師。 米軍で。
私は現在イエメンで平和維持活動に取り組んでいます。
私は負傷した軍隊とイエメンの市民を治療するためにイエメンに来ました。 
親愛なる君へ。 あなたは何歳で、職業は何ですか?
あなたは、イエメンで行われています戦争について知っていますか』

⑥ 皮肉かよと思いつつ、返事を書いてしまった私。
 
「イエメンの内戦では、200万人以上の人が国内難民となっているそうですね。
3つの大きな勢力による戦闘で、たくさんの方が傷つき犠牲になり、
水道や衛生設備、医療のシステムも壊されたとか。 
貴方は軍医として、そのような戦地に赴かれているのですか?
平和のためのお仕事、ありがとうございます。
 私は現在は病気療養中です。
※ 日本では、 友達になりたい相手に 年齢を問うことは、ほとんどしません。
私は、貴方のお母さんくらいの年齢かもしれません」

⑦ 『親愛なる君へ。 あなたは何歳で、職業は何ですか?
私の友人 あなたはGmailのアドレスを持っていますか?
またはあなたはLINEを持っていますか?』

おかしい。
会話が噛み合っていない。

しかし、
私は疲れており判断力が低下していた。

相手を「パートナーに死なれ、戦時下で頭がおかしくなった気の毒な人」
と考えて、丁寧に応対する。
 
「女に年齢を聞くのは失礼です。
年を聞かれると、値踏みされているように感じます。
どうしても知りたいなら、まずは自分の年齢を言いましょう」
 
⑧ 『ええと、私は55歳です。
1965年6月5日生まれ 私は日本語を話しますが、ほとんどありません。
翻訳者の助けも借りています。 
私はあなたが私は通常、私の仕事の性質のためにFacebookを利用しないことを知ってほしいです。ここイエメンではインターネット接続が悪いため、Facebookでは私にとって安全ではありません。
 
我々は自分自身についての詳細を知ることができるように、私にあなたのGmailアドレスを送信します。よし!』
 
‥‥怪しいと思いながらも、私はアドレスを送る。

⑨ その後は、『Googleのハングアウトに招待状を送ったので、Googleのハングアウトをインストールして、私の招待状に返信してください』と矢の催促。

⑩ Googleハングアウト(LINEのようなツール)を使う気になれない私は、
直接メールを送った。
‥‥幸運の青いカバの写真を添付して。

⑪ その後も、
Googleハングアウトに誘うメッセージが、繰り返し来た。

私は、そういう事を楽しむ余裕がないことを伝え、
ぴったりの友達が見つかることを祈り、メッセージを止めた。

⑫ メールの返事が来たが、それにも同じリクエストが書かれていた。 
『あなたは私に耳を傾け、私をよく理解する必要があります。 私は、あなたがGoogleのハングアウトをインストールし、私にメッセージを送りたいです。よし!
あなたのGoogleのハングアウトをインストールし、私にメッセージを送信します。 よし! 理解していただけるといいのですが?』
‥‥しつこい!

⑬ 業を煮やした私が送ったメール 
「Googleハングアウトはできません!
文字だけの会話を気軽に楽しめる人では、私はありません。
私は貴方の期待に応えられません。
どうか他の人を探して下さい。
私を困らせるのはもう止めて下さい。さようなら」

⑭ 逆ギレのような返事がきた。

『あなたの問題は何ですか?
これはあなたの振る舞いですか?
あなたは女性としての性格を持っていないのですか?
あなたに私との会話を強要していると思いますか。
実際、私に再度連絡しないでください。
ナンセンス』

⑮ 反省
 
戦地で傷病者を診ているという話が本当なら、
そういう人をねぎらいたいという気持ちが、私にはあった。
けど、
日本にも生き地獄はある。
弱者を自殺に追い込むような仕組みがある。
(だが、癒す場は不足している)

そんな認識があったので、
私の痛手はこの程度(ムッとするくらい)で済んだ。

もしも、
LINEなどの交流を続けていったら、
高額な資金援助を要求される。

そういう、
人情につけ込んだ卑劣な詐欺の手口だそうだ。



 
   
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
てんてこまいまい
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
クラブ テンテコ 詐欺師に 時間を盗まれた Produced by てんてこまいまい 
忍者ブログ [PR]
Designed by ninja-blog.com