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2010-05-20(Thu)

気絶するほど愛らしい

どんぐり兄弟を、(育苗箱から)ビニールポットに 移植した。

5cm くらいの丈になったので、(まだ 双葉になっていない、棒状のもあったが)
隣あって発芽した 3本とも、移した。

徹夜明けの朝。
若木の根を 傷つけないように、眼をギンギンに(集中)して、…
右手の 短い指と 手の平(素手)を、移植ごて(センサーつき シャベル)代わりに、
苗を掘り、運び、新しい苗床へ。

哺乳瓶みたいな、重みのある ドングリが付いているので、バランスが取りにくい。
(丸いポットの真ん中から、真っ直ぐ 芽が伸びるように 植えようとするが、これが難しい)

5リットル用意した土を、半分くらい使ったろうか?

可愛い(子どものような)若木の手入れを、
何故、ベストコンデションで 遣れないのか?
(これ以上経つと、根が育ち過ぎてしまう。…傷つけずに移植できる、タイムリミット だった)

莫迦か 自分?
(疑いの 余地なし…)

空は青く、うろこ雲が浮かび、雲雀(ひばり)の声がしていた。
非常通路には ドクダミの白い花と、カリフォルニア・ポピーのオレンジ色の花。
私の左手には、今年はじめての蚊。(ベシッ!)
ジョウロの持ち手には、ナメクジが這い上る。(さよなら、ぽい!)

後頭部を 木槌で殴られるような、頭痛がしてきた。

まともな睡眠を 取らなくなって、久しい。
(心の中で)私が、自分にしてきたこと(裁き)は、
木槌で 殴るどころではない。もっと ずっと 酷いことだ。
どんな病を得ても、文句は言えない。

被害者意識の強い人に合わせようとして、加害者意識が やたらに 強くなった。

だけど、多分、生きることは罪じゃない。

他の命を奪わないと、人は生きられないと云う 見方もあろうが、
(原罪や、契約の神の考え方には、私はついて行けない。気力が萎える)

人も、細胞の塊、…食べたり、食べられたりしている、自然の一部。
…食べ過ぎなけば、ときどき吾が身を省みれば、いつか土に還れば、許されるほどの、存在ではなかろうか?

とりあえず、雲雀は幸せそうだ。
残りの ドングリも、…幾つか、芽を出しかけている。

移植後 30分以内に、水やりを2回したら、もう 電池切れになってしまった。
仮眠をとって病院に行くつもりが、気づいたら 雨の夕暮れになっていた。
(寝過ごした)
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2010-05-19(Wed)

大声を上げて泣きたい

5月14日発行の、斎藤吉久氏のメールマガジン「誤解だらけの天皇・皇室」を読み、暗澹となった。

皇室を尊ぶ 斎藤さんのメールマガジンで、マスコミの人の 本音を読めたのは、勉強になったけど。
マスコミの(まして皇室担当)記者と云えば、…私などとは 比較にならぬ程、いろいろなことを 系統立てて学び、
文系の技術を、研究・習得し、洞察力や 判断力が 優れている人だと 思うけど。…

雅子妃殿下は、(ご成婚前) 皇太子殿下と はじめて会った日、身内の方に、
『浩宮様って、お偉いの?』
…と 尋ねたと、何かで読んだ。
特権階級(外交官)の お嬢さんで 海外生活が長く、日本のことを、よく知らないからと。

(何て素直で 可愛い人だろう)と思ったから、覚えてる。

そんな ミーハーな私も、ご婚約会見の様子(求婚に応じた理由)を ラジオで聞いたときには、たまげた。

『宮様を お幸せにして差し上げたいと 思いました』

(゚ロ゚) ひぇぇ…

お嬢さんは、ご存じなかったのだ、
皇族は、外交官や 文化人とは、違うタイプの 公人だってことを。
「祈りの体現者で あってほしい」と、民草が 望んでいることも、ご存じなかったのだろう。…
(でも それは、補佐する人の 責任だと、私は思った)

妃殿下や 皇太子殿下は、いるだけで、奇跡のような 存在なのだ。
過剰な期待など せずに、周囲が 支えれば よいではないか。

皇后陛下を、良妻賢母の 鑑みたいに云うのも、遣りすぎのように思う。

良妻賢母には 違いない。美智子さまは 素晴らしい方と思うけど、…
あの弟殿下を 育てた方でもある。

兄殿下(ご夫妻)を 追い詰める言葉を、マスコミに 言ったり、…
質素・清廉で あるべき お立場で(常冬の国でも ないのに)、フィギュア・スケートを、娘に 習わせたり、…
皇族のために 整備されている 学習院ではなく、御茶ノ水の幼稚園に 息子を通わせた 弟殿下。…
天然と云うか、無邪気と云うか。

皇子(親王)を4〜5人 作るくらい 天真爛漫なら、尊敬もしますが。
(中途半端な 無邪気さは、悪しき輩に 利用され かねません)

ひとりの人(皇太子殿下や 妃殿下)に 完璧を求めるのは、非道です。

雅子妃殿下も 皇太子殿下も、未来の国母・天皇陛下に ふさわしい。

問題が あるとすれば、支える側や 伝える側の 問題では、ありませんか?







2010-05-18(Tue)

よこしまなラブレター

Uniちゃん

5月10日で、満4歳になったのですよね。
少し遅れましたが、おめでとうございます。

耳とオデコが大きな、可愛い仔猫の印象が強かったので、
最近の お写真を 拝見して、ビックリ。ダンディに なられましたね。
(パパに似てるって 言われませんか?)

Uniちゃんは、パパのことを、多分 兄弟と思っているのでしょうね。

私の友人は、小型犬の 雄と雌を、飼っているのですが、
カップルかと 思ったら、2匹とも ママを恋人と思っていて、ライバルなのですって。

先日、あるお宅にお邪魔したら、猫がいて、
頭と尻尾を、私にすりつけて行きました。

「何故 あんなに、ぴかぴか ツヤツヤなの? きれーい」
思わず そう言う私に、飼い主は、

「そりゃそうだよ、1日中舐めて 手入れしているもの」

Uniちゃんも、そうなのでしょうか?

パパの お仕事(大作の執筆)は、順調ですか?

「複雑な彼」も「村上春樹」も 読めないけど、…
(日本語に自信がなく、文学を楽しむ 余裕がないのです。情報を得る 道具として、言葉を使うのが やっとの私です)

Uniちゃんの パパの本は、楽しみ!
古き良き 日本語をご存じで、お洒落で、鋭くて、長いものに 巻かれない作家だから 期待してしまうのです。
(漢詩も 勉強されたのでしょ?)

ダイエットで ストレスフル になったり、
電気紙芝居(テレビ)や 偏向瓦版(新聞)で、ご気分を害して、健康まで損ねないように、…

パパのこと守って(!?)ね。

ずっと元気でいてね。

2010-05-17(Mon)

一方通行

お世話になった 相談サイトに、心からの感謝を捧げて、去りたい野獣だった。

現実世界では、お目にかかることの無い、仏手氏も、バンヅイン氏も、只徒さんも、Tさんも、凡夫さんも、…同じくらい 野獣は愛していた。
(仮想空間の 仮想人格の 人として)

相談サイトの 主体たる相談者を、(この人は 見込みがある。この人は 苦しみが 足りない、などと)判定して、
苦しみ足りないと 判断した人には、冷笑を浴びせる 仏手氏を、
…野獣は、好きに なれなかったが、
(ライフワークのように)連日、回答者を務め、ホームページまで作り 助言していることは、尊敬に値すると思った。

彼が 相手をしない 投稿者に、言葉を送ることを 始めて、
やがて、ブレーキが壊れてしまった 野獣だが、…
「彼を補う」以上のことを、する気はなかった。

バンヅインさんの 鬼畜ごっこは、私には そよ風みたいで、…痛くも 痒くもなかった。
(難解な 彼の論文は、理解できなかったけど。現実に会ってたら、遠慮なく 喧嘩できそうな? 人のような 気もした)

では何故、私は恐れたのか?

野次馬や 荒らしが、煽(あお)られて、押し寄せて、
祭り(吊し上げ)が始まる 予感が したから。

そして 恐れた 通りになった。

管理人も 責任者も いないような、掲示板だった。

『依存している』、『感謝不足』、『心が不運を 引き寄せている』と言われれば、
大抵の投稿者は、怒って去るか、黙って去るか、許しを乞うのに、…

野獣は、頑なに(中道をゆく)誠の 仏の弟子を 待っていた。

討論の掲示板に、優しい人が 書いてくれた 愛の言葉。
「浄化草さん、タツノオトシゴさん、暫さん」

あれを もし、仏手氏が 読んだら?
№1回答者は、私だと、自負している人が、…
あれを、読んだとしたら?

『私など、(浄化したくて?)嫌なことを、探してますが』
『最近は、ないんですよ嫌なこと』
『お寺サイトにも、嫌なこと、少なくなくなったし〜』

…先週(土曜の午後に) 仏手氏(今は 違う名前の人)の、そんな書き込みを 見た。
(お幸せそうで 何よりです)

日曜日も(19時迄)借りられた 公共施設のパソコンが、
平日(17時迄)しか 貸してもらえなくなり、
野獣は 更に、IT弱者になった。

あのサイトに懸ける命(時間)は、野獣には もう無いけど、…
そうは 見えなくても、愛しつくした。
(報われなくても、悔いはない)

2010-05-16(Sun)

見逃さないで ほしいこと…

「世間の人は、盲人を 理解していないばかりか、勝手な想像をしている。
(できることが殆どなく)陰気で、ひがみ根性を持っていると!
豊かな心を持ち、活動的な生活を送り、
社会の偏見がなくなるまで、僕は頑張ります!」

…40数年前の、少年(視覚障碍者)の言葉。

8歳で失明した彼は、
点字を学び 読み書きができるようになって、元気を取り戻し、
大好きな野球も、再び できるようになった。

海外で 視覚障碍者が マラソンに挑戦し、伴走した 盲導犬が 過労死した 陰に、…
【健常者の偏見を なくしたい】と願う、視覚障碍者の かなしみがあった。