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2009-12-27(Sun)

甘い夢

配送センターのアルバイト(贈答品の包装)をしていた頃、自分がもらうのではなくても、うれしさを感じていた。

誰かを思って 選ばれた品物が、誰かの心を乗せて 誰かのもとへ届く。…それは、ひとつの 幸せだから。

最近では、体験型の贈り物や 福袋も売られていると云う。

私が あったらいいと思うのは、…
しますえ・よしお さんの ライブ・チケットと、会場までの交通費が入っている福袋。

# …恋も人生も終わりがあるのさ
セ・フィニ
命のいとおしさ知った今こそ…

歌 しますえ・よしお
詞 なかにし礼
「兵士の別れ」より
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2009-12-26(Sat)

まとはずれ

最近、PHSのメール・アドレスが、風俗業者もしくは、詐欺業界の方々に渡ったらしく(?) 昼夜を問わず、エロ・グロ メールや、釣り(明らかな嘘の)メールが 押し寄せてくる。
(ウィルコム利用者に、同時配信しながら、他の受信者のアドレスも、バラ撒いている)
迷惑千万。

『おち●ち●見せてください』とか『スケベ女の痴態 生中継』とか、…何十回 お送りいただいても、私は男ではないですし 同性愛者でもないので、100% 無駄です。
申し訳ないですが、期待には 応えられません。

エロスと云えば、マリリン・モンロー。映画「7年目の浮気」の1場面(スカートが めくれるところ)くらいしか知らないけど 可愛い。
あのとき 彼女が身につけていたのは、大きくて丈夫な、ヘソ上までありそうな パンツ(ガードル?)だった。
女の目にも 可愛く見えたのは、デカパン効果?

合掌

2009-12-25(Fri)

森の子どもたち

去年?
一昨年?
八幡神社で拾った どんぐりは、30余 芽吹き、ポット苗にしたのに、植樹できる場所を 見つけられずにいる間に、…
大半が、カナブンの幼虫に 主根を食い千切られ、枯死してしまった。

潜在自然植生(人間が壊さなければ、そこに存在するはずの、森や林などを支える 植物の種類)に基づく、この土地の主たる常緑広葉樹(照葉樹)の子どもたちが、肩身の狭い思いをしている。

土地もないのに、大木の苗を 育てる 莫迦

そんな評価を、私はされた。

・ 土地本来の森が 失なわれた地域が、如何に天災に弱いか。
・ 人間主体で 環境を考えることが、如何に危ういか。

…分かってもらえたら、どんぐりの子どもたちの 終(つい)のすみかも 見つかろうと思った。
けど、口では 説明しきれず、…
宮脇昭さん(植物生態学者)のテキストを、何冊 配り歩いたか 分からない。

…これまで 私が出会えたのは、無関心な顔、迷惑そうな顔、良くて 淡々とした顔。

土地の主たる樹(昔の人が 神と呼んだ自然)が 激減し 消えかけているのに、何故 平気なの?

昨日は、やけに綺麗で かなしい 金色の夕日だった。
久々に八幡神社に行ってみたら、区画整理をするらしく、敷地が 3分の2になっていた。

神社の枠から 外れた土地(最近まで 神域だった場所)に、松と、欅(けやき)と、名前の分からない 照葉樹の大木3本が、残っていた。

森があってこその、神社(鎮守さま)でしょ?
敷地の中に残っているのは、災害に弱い、松と 落葉樹ばかりでは、ありませんか?
これが 泣かずにおられようか。…

間もなく 道路になってしまうであろう土地に立つ、苔むした大木(照葉樹)の下の どんぐりを 7×3個拾い、水筒がわりのペットボトル(ミネラル ウオーター)に沈めた。

水中に沈め(30時間以上)、実の中に入り込んだ虫を 溺死させたら、育苗箱に蒔いてやる。

カナブン対策を 考えよう。

2009-12-24(Thu)

スペクトラム

のどかな田舎の高校に紛れ込み、猫を被っていた頃。

同級生(女子)は、松田聖子の髪型を真似たり、明るい男女交際に励んだり、フルートを吹いたり、ミュージシャンを追っかけたり、勉学に燃えていた。

そんな中、爺っちゃんと呼ばれ、陰々滅々と 卓球台に向かうか(合宿なんて洒落たものはなかった)、キャンバスに 油絵の具で 妄想(美人画)を展開するくらいしか 能がなかった、冴えない私に、…

「パタリロ!オリジナルアルバム」と云うものを、貸してくれた女子がいた。

「新田一郎」氏の音楽は、それまで まったく知らなかったけど、…

パタリロ!(漫画)は、借りて読んだことがあり、抜けてる超能力猫「スーパーキャット」や、お茶目なロボット「プラズマX」、不気味な変装で格好つけて、クルクル回したステッキで 自分の顔面を 強打する 変な王子さま(パタリロ)は知っていたので、楽しめた。

彼女とは 卒業後、音信不通になってしまった。けれど 私は、既に解散していた スペクトラム(新田氏がいたグループ)の音に はまっていった。

「アルバ」や「四季」など、軽くて 気恥ずかしいような曲が、お気に入りだった。

現在は 聴くことができない。
テープは すり切れ、CDは 生活の足しに 中古店に売ってしまったので。…

新田氏のソロ「ガラスのスクリーン」の1フレーズを、ときおり 思い出す。

# 忘れられるさ 忘れることさ…

2009-12-23(Wed)

Hさん Mさん、お世話になりました

人は 面倒くさくなって 命を捨てて解決しようとするのです
命を捨てて 解決しようとしては いけません

…竹内てるよさんの言葉。

「来月に予約したものですが、その日まで生きてる自信がなくて、困ってしまって」
『本当は、生きたいんですよね』
「…仕事上、嘘を、強要される、そんなことが、もう耐えられなくて」
『僕たちは、こういう会話で、相手に、いちいち、感情移入しないようにしてるんです』
「まあ、そうでしょうね…」
『死は終わりじゃないですよ。自殺者は、死の瞬間に固定されちゃう。延々と、バンジージャンプを、繰り返しているように、見えたりするんですよ』
「…らしいですね」
『結局、どれだけ手放せるかの問題なんですよ』
「…手放せるか」
『自殺は、宇宙で最悪の 我が儘だから、それ以外の 我が儘なら、後で謝れば だいたい取り返しがつくんですよ。箸と茶碗だけ持って、ホームレスから やり直す気になれば、何でも解決しちゃいますよ』
「…でしょうね。捨てるに惜しいものなどない。捨てて 捨てて 生きてきた、なのに身軽になれない。何故だろう?」
『何かあるんでしょうね、捨てたくないものが』
「…ありがとうございました」
『頑張ってね』

私は 休みたいのです。
罪悪感が それを阻むのです。

『執着を捨てれば、万事が解決』だなんて、宗教みたい。…

話が噛み合わず、情けなさを通り越して、笑いが込み上げてきた。

彼が 自信たっぷりなのは、彼を支持する人が、たくさん いるからだろう。
(理屈じゃないのだろう)

話を聞いてくれたことには 感謝。
ありがとうございました。