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2019-06-28(Fri)

妖精か?

先月末に行った鳩ノ巣渓谷は、真っ暗(夜)で…
吊り橋に乗ったら「ミシッ」という音がして、
橋の向こうの山の闇を 何時もより恐ろしく感じて、
橋の真ん中あたり迄しか進めず、
真っ暗な渓谷の吊り橋の途中でしゃがみ込み、
風に吹かれてしばらく震えただけで帰ってきた。

それ以前は、
真っ暗な時でも、吊り橋を渡り切るだけの度胸というか、
バカさというか無謀さがあったのだが、先月は臆病に甘んじようと思った。

今月は、夏至に近い日(6月26日)に行けたので、
完全に夜の闇に包まれる前に、渓谷に着いた。

水神の滝は水量が多くて、凄い迫力だったけど、
簡易携帯PHSのカメラで撮影するには暗すぎたので
(18時を過ぎていた)
鳩ノ巣小橋:吊り橋を撮ってみた。
(霞んでる)


先月は、拾った煙草の吸い殻を
うっかり自宅(室内)に持ち帰り、
翌朝 においが充満してて閉口した。

いつもは、拾った吸い殻は、
ごみ収集日まで、ビニール袋に入れて縛って
屋外のゴミ箱(として使っている 素焼きの鉢)に入れておくのだが、
先月は油断した。

ビニール袋に入れたのを紙で包んで、
更にビニール袋に入れて縛ったものを 有料のゴミ袋に入れて帰宅し、
つい うっかり、
疲れていたので、家の中に置いて眠ってしまったのが失敗だった。

先月の渓谷土産は たった2本の吸い殻だったが、
凄い破壊力というか、悪臭になった。
掃除には覚悟がいるものらしい。


今月は、
途中下車した「小作」駅のベンチで、
カマキリの子どもに遊ばれて ビックリ。

暗いニュースで気が滅入っていて、疲れもあってぼんやりしてたら、
PHSのテッペンに、
1㎝ くらいの カマキリが乗って、身繕いをしていた。

ウオーミングアップ中のダンサーか?
後脚をしっかりと前脚で抱えて、口でクリーニングしていた。

何故、そこで、それを?

PHSを持つ 私の手に降りてきて、腕をよじ登り出したので、
(髪の毛の中などに 潜り込まれでもしたら、困る……と思った私は)
反射的に振り払ったが、

地面に落とされても、小さなカマキリは 平然としていた。
(涼しい顔で、しばし 揺れていた)

その身軽さ!

タタタタタ、と音が聞こえた訳じゃないけど、
音がしそうな勢いで、同じベンチを目指して駆けてきて、
再び よじ登っていた。

お気に入りの場所だったのか?





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2019-02-08(Fri)

吸殻と財布

先月、鳩ノ巣渓谷で吊り橋を渡ったとき、
地面に煙草の吸殻が落ちていた。

その場所にそぐわないゴミで とても気になったが、
私は そのまま(拾わずに)帰宅した。

もし、近くに 手を洗える場所があれば、そして、
近場のゴミ捨て場を知っていたら、もしくは、
他人のゴミを持ち帰るのに適した ビニール袋などを持参していたら、
私は そのゴミ(吸殻)を、多分 拾えたことだろう。

11月に訪れたときは、
隣の駅で帰りの電車を待つ間、ベンチの下のゴミを片付けた。

12月に訪れたときは、
帰宅途上の駅のホームに落ちていた吸殻を拾って帰った。

でも1月に行ったときは、
ゴミ拾いに適した手袋もビニール袋も持っておらず、
自分の手を汚したくなかったので、拾わずに帰って来てしまった。

目に見えないエネルギー(氣)を整えるために、
腹黒い人間でありながら、
古代文字(龍文字)を書いてみる、などという挙に出て、
身を清めるために訪れた渓谷で、
(近所の神社では間に合わないからと 遠路はるばる…)
目についた吸殻を放置したまま帰ってきて、ただで済む訳がなかった。

4日後、JRの駅で 私は急いでいた。
乗り換えのために エスカレーターに乗ったら、
目の前に財布が落ちていた。
色々なカード(紛失したら困る類の)や お札などが はみ出していた。
そのままだと、エスカレーターに挟まってしまう!?

予定の列車には 間に合わない…と諦めて、
落ちていた財布を掴み、改札の方に向かったら、
持ち主らしい 困った様子の人がいたので、手渡してきた。

『有り難う』と言われることもなく、
エスカレーターの床についた手が 汚れただけ?

いやいや(多分)…
鳩ノ巣小橋(吊り橋)の袂で あの吸殻を拾っていたら、
財布事件は 起きていなかった気がする。

 
※ さらし木綿に 消えるペンで書いたもの →

中央の十字は「ありがとう」
左上の十字は「ごめん」
右上の十字は「ゆるし」
左下の十字は「すきで」
右下の十字は「だいじ」

消えるペンで書いているのは、自分の字に自信が無いから…